すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2021/04/02

Newsletter Vol.105

CS60ニュースレター 安原伸家さん(後編)

安原伸家さんは、学校を辞められた後、子どもからお年寄りまで幅広い世代が集う場づくりを計画されているそうです。その活動の一つが「ジャングル作り」とのこと。どのような活動をされているのかインタビューしました。

―安原さんは、早めに校長先生を辞めて、新しい取り組みを始められるそうですね。

安原:そうです。2021年3月で学校を『卒業』します。その後は、学校という枠を超えて子どもたちと関わっていきたいと思っています。放課後を中心としたコミュニティ作りを進めています。目指しているのは、生物多様性の高い環境です。晴れた日には太陽の光が差し込み、風が通る。
小鳥や虫たちがやって来て、近所の子どもたちや、おじいちゃんおばあちゃんも遊びに来るような空間。土の中にもたくさんの生物がいて、200種類くらいの植物が協生し合っている。そういったイメージです。

―すでに始まっているのですね。

安原:はい。今、多い日で10人以上の子どもたちが遊びに来ています。「明日も来たいなぁ…」「学校へ行く時間がもったいない」「おじちゃんのところにいるときは、ノンストレスなんだよね」などと言ってくれます。

―普段はどんな活動をしているのですか。

安原:基本、何をしてもいいのです。しないのもOK! 自分たちでブランコや池を作ったり、トトロの森を見つけたり…。初めのうちは子どもたちから、「おじちゃん、今日は何をするの?」と聞かれることもありました。そのときは逆に、「あなたは何がしたいの?」と尋ね返しました。学校ではないので、「このようにしなければならない」といったこともありません。
私が心掛けているのは、子どもたちの様子を観察しながら、「やってみたらいいじゃん!」と声を掛け、軽く背中を押してあげるくらいのことです。やってみて上手くいかなければやり直せばいいだけのことです。時間もたっぷりあります。

―学校教育ではどうしても、既存のパターンにはめられますからね。

安原:そうですね。自宅のすぐ近くに、かつて父が野菜を作っていた場所があったのですが、畑をやめるとものすごい勢いで草木が生い茂っていきました。それを見て生命力のすごさを感じました。子どもたちにも、もっと伸び伸びと自由で良いんだということを感じてもらいたくて、このような場を作りたいと思いました。ジャングルという言葉を辞書で調べると、「多様性」という意味もありました。

―本物のジャングルを作りながら、多様性のあるコミュニティ作りもされるのですね。

安原:そうです。ジャングルの真下に空き家がありましたが、そこに70代の方が引っ越して来られました。最初は、「上で何をやってるんだろう?」と興味をひかれたのだと思います。何回か足を運んでくださる内に、活動を応援してくださるようになりました。日ごろから、子どもたちがおじちゃんの顔を見掛けると「ただいま!」と声を掛けていました。それも嬉しかったのだと思います。
子どもたちの動きが、世代を超えた繋がりの芽を育んでくれています。

―地域の輪が広がってきているのですね。そこでCS60をお使いになる予定はありますか?

安原:はい。CS60もおそらく私がやるより、子どもたちがお年寄りにしてあげたほうが効果あるのではないかと感じています。それができるのがCS60だとも思っています。子どもたちに「手当て」をしてもらうのは、おじいちゃんおばあちゃんにとって嬉しいことだと思います。きっと効果も高いはずです。

―素晴らしいですね。ジャングルができたら、ぜひ見学に行きたいです。

安原:はい、いつでもお越しください。ジャングルですから「密」の心配もありません。季節ごとに家族や地域の方を招いて「ジャングル祭り」も計画しています。子どもたちが屋台も出します。そこで子どもたちも交えて、CS60の体験会ができたら楽しいでしょうね。

(おわり)

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