すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2020/04/02

Newsletter Vol.52

對馬玲美奈さんインタビュー(後編)
前回に引き続き、CS60 目黒スタジオの對馬玲美奈さんにお話をうかがいます。彼女は2回のインド遠征にもスタッフとして参加。何百人もの村人を一気にいやすインドでの施術会は、對馬さんのスキルを大幅にアップさせたようです。そのときの様子も聞きました。
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―CS60の施術をしていて、「面白い」と感じるポイントは何ですか。

對馬:施術者である自分も元気になるところですね。
インドに行った時も次から次へと村人を施術したのですが、一日が終わった後も疲労感はありませんでした。もちろんずっと集中していたことによる気疲れはあるのですが、体力的にドッと疲れて「もう無理」ということはなかったのです。

―インドでの施術会は、一度には数百人が集まったのですよね。

對馬:はい。施術会の最後のほうは、一人5分くらいでどんどん施術していきました。それでも終わったあと「まだやりたい!」という気持ちになったのです。
手を使う整体ではあり得ないことだと実感しています。

―ふだん1時間でかかる施術を5~10分でするわけですよね。
ピンポイントで施術するのは大変ではないですか?

對馬:そこは経験知なのかなと思います。
私も2回インドに行ったことですごく鍛えられました。最初は全身を探りながらしていきますが、だんだんと「このへんが詰まっていそうだな」「ここが苦しそう」ということが分かってきます。ポイントで感じるのが難しくても、「だいたいこの辺かな」というのは察しがつくのです。

―短時間で施術するコツはありますか?

對馬:やっぱり場所が大事なのではないかと思います。「ここ」と決め打ちしたら逃がさないこと。それと「ここから抜いている」というイメージですかね。
それがあるのとないのとでは、全然違います。よく西村先生が「ブラックホール」というふうに表現をされるんですけど。私も自分なりに、「かき集めて吸い取るというイメージを持っています。

―インドでは言葉が通じないわけですよね。
どのようにコミュニケーションをとっていたのですか。

對馬:言葉が通じない分、「やるしかない」「受けるしかない」というシンプルな時間でした。逆にそのほうが精度は上がる気がしました。
日本であれば、ふだんの行動や気になるところに対して、「ここ、どうかしたんですか?」と聞くことができます。そういうのが一切ない分、真剣勝負でした。

―言葉で説明されると、感覚を働かせるというより頭で考えてしまいますよね。

對馬:それはすごく感じました。本当に体のみでつながっている感覚があって、すごく面白かったです。インドの人は私たちを全力で信じてくれて、「良くなりたい」という気持ちがすごく伝わってきました。
たぶん、CS60は持っている側と、受けている側が同じ方向をしっかり見ているときに威力を発揮するものなのです。ですから、架け橋のようにお互いの意識をそこまで持っていってあげることが大事なのだと思います。

―印象に残っている施術はありますか。

對馬:最終日の施術会で、タイムリミットが迫っている中、五十肩か何かで腕が上がらない女性が来たのです。5分しかなかったのですが、施術をしたとたん、パッと上がるようになりました。私はそこまで短時間で目に見える効果が出た経験はなかったので、お互いにびっくりして顔を見合わせたのをよく覚えています。

―なるほど。インド遠征でスキルアップしたのですね。

對馬:そうだと思います。時間をかけてじっくり施術するのも大切ですが、「短時間で集中して施術するのも面白い」と感じたので、もっと技術を向上させていきたいです。「自分でどうにかしよう」というのではなくて、「CS60という相棒と一緒にがんばっていこう!」と思っています。

(おわり)

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