2020/04/16

Newsletter Vol.54

多様なニーズに応えていくために

前回に続き、インド遠征中の西村久光さんに電話インタビュー。
インドでの実習の様子や、今後の日本での展開についてうかがいました。
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―インドでの実習は、実際に病院へ訪れる方々に対して行うのですよね。
どんな様子でしょうか。

西村:昨日の実習では、成長過程に問題のある子どもたちに対する施術の方法を教えました。障害のある子どもたちにCS60を当てると、痛くて泣きだしてしまうので、親御さんから「どんなに強くやっているんだ」と心配されてしまいました。でも、表面をさすっただけなんです。
最初はそんな感じでしたが、2回目からは静かに横になっていました。

―痛いけどラクになったのでしょうね。
今回、教えている人の大半がその病院の先生方ですから、子どもたちの変化が目に見えてわかったのではないですか。

西村:そう思います。
他にも、脳腫瘍の手術の後遺症で右半身が動かない方がいたのです。
最初の日は痛くて暴れて、触らせてくれません。施術会用のベッドにものぼらないくらいです。でも2日目で触らせてくれました。3日目になると、自らすすんで受けに来ました。その方は今まで痛みで眠れなかったそうですが、施術中にベッドで寝てしまったのです。

―それだけ癒されたのですね。
何日も病院で実習したら、相当力がつくと思います。
実習が終わった後も、定期的にインドに行くのですか?

西村:もし機会があれば、今度はインドのスタッフの方々に日本での研修を見て頂きたいし、いろいろな面でインドとの違いを知って頂けたらと思います。

―なるほど。今回教えた、「短時間で施術する方法」は、日本でも教える予定がありますか?

西村:これから地方を車でまわって、全国行脚する中で、フランチャイズの方たちにも伝えていきたいと思います。

―そのスキルがあれば、施術会で大勢を施術するときに役立ちそうですね。

西村:そうですね。
それと都心では「時間がないから5分でやってほしい」とか「コーヒーをのんでいる間に肩こりを解消したい」というようなニーズがあります。
いろいろなやり方を身につけていれば選択肢が広がるので、日本の施術者にもこれから伝えていきたいと思います。